2015年06月19日

モイちゃんのこと。

5月15日、金曜日の夕方、モイちゃんが旅立ちました。

一週間前から体調が悪く入院していました。
この日は面会の日で、ちょうどバラのハイシーズンが始まったばかりで
なかなかガーデンを抜けられず、せつさんと夕方の6時過ぎに病院へ向かいました。

あと5分で病院に着くというところで、病院から電話がありました。

「たった今、モイちゃんがお亡くなりになりました。」

ちょうどせつさんと退院後のモイちゃんをどうしようか話していたところでした。
猫の介護のたいへんさを話していたので、
僕たちに迷惑をかけないよう一人で逝ってしまったのだと思いました。

病院に着いて、モイちゃんと対面しましたが、
まだ体もあたたかく、本当に眠っているようでした。

先生が棺を用意してくれたので、
大きなモイちゃんをなんとかその棺に入れて家に帰りました。

帰る車の中で、せつさんはずっと黙って窓越しに夜空を見つめていました。

翌日の朝、モイちゃんをチロとジジの隣に埋葬することにしました。

せつさんがガーデンから摘んできたバラとオルレアをモイちゃんに手向けてくれました。
なんだかモイちゃんの横顔が微笑んでいるような気がしました。

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バラが咲き始めるこのシーズンにモイちゃんが旅立ったのは、
バラの季節になるたびに思い出してほしいと願ったからだと思います。

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お星様が描かれた新しい棺は、モイちゃんに似合わないと思いました。
僕は泣きながら、モイちゃんを埋葬するために穴を掘りました。

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真ん中にチロ、向こう側にジジ、手前にモイちゃんを並べました。

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モイちゃんのお墓だけ、なんだか場違いに立派で、まるで古墳のようでした。

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モイちゃんは、ドリプレガーデンの初めての猫でした。
僕たちと一緒に川崎から引っ越してきました。

まだ一般公開する前は、ガーデンはモイちゃんの遊び場でした。

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たまにお客様がやってくると、尻尾をぴんとあげて、
意気揚々とガーデンを案内してくれました。

テラスでひなたぼっこするのが日課でした。

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しばらくたって、奥に事務所用の馬小屋ができると、
1階がモイちゃんの生活スペースになりました。

僕たちがパソコンに向かって仕事をしていると
いつもこんなポーズでじっと見ているのでした。

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ちょうどこの頃、テレビ朝日の「人生の楽園」に出演することが決まって
モイちゃんも事務所の中でテレビに出ていましたね。

モイちゃんは本当にチャーミングで、いつもこんなふうに僕たちを和ませてくれるのです。

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大きな体で最盛期は8kgもあって大男のはずなのに、なぜか内股が可愛いのです。

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なんといっても、どんな猫にも、どんな人にも優しくて、
本当に猫界のダライ・ラマのような猫なんです。

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ピピもモイちゃんのことが大好き。

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コジジもリリーちゃんも、モイちゃんに育てられました。

でも一人になると、ぼーっとストーブを見つめていることもあって、なんだか哲学的なのです。

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僕たちがイギリスの準備をしていると、
いつのまにかスーツケースにはいってしまうこともしばしば。

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3年前に重病を患って入院して、やっと退院できたと思ったら、
おむつが離せない状態になってしまって・・・

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でもその時は余命7日と宣言されましたが、
奇跡的に3年間も生き抜いてくれたので、本当にがんばったんだなあと思いました。

モイちゃんからは、おだやかに生きることの大切を学びました。
20年以上も一緒に生きてきて、モイちゃんが他の猫に「シャー!」と威嚇したりする姿を
一度も見たことがありません。

素晴らしい猫でした。

埋葬した日の夜、モイちゃんがベッドサイドにやってきて、
元気な時のように尻尾をピンを立ち上げて、ニャーと一声鳴いてから、
2・3度振り返りながら、部屋を出て行きました。

部屋の向こうにはきっと、チロとジジが待っていたのだと思います。
おそらくポタも一緒だろうなあ。

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せつさんが静かに言いました。
「きっと私たちが向こう側の世界に行ったら、たくさんの猫たちが待っていてくれるね。
それって、幸せだと思わない。」

僕は涙がこぼれました。

モイちゃんはきっとチロやジジ、ポタと一緒に
「虹の橋」で待っていてくれると思います。

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モイちゃん、長い間、僕たちを勇気づけてくれてありがとう。

※生前のモイちゃんのギャラリーはこちらからご覧いただけます。



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posted by 夫 at 15:26| 千葉 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする